国家安康

今日はあんこう鍋食いに秋葉へー。秋葉行ったついでにモニタでも見てこようかと思ってたのだが起きたのが夕方近かったので時間なし。
神田〜秋葉あたりは古き良き時代から連綿と続く老舗のお店がまだ点々と残っているのだが、今日行ったのもそんなお店、いせ源[ http://www.isegen.com ]。何年か前から知り合いに行こう行こうと誘われてその気になっていたもののなかなかタイミングが合わず、しびれを切らしたので今回は誘い主を放ったらかして別メンツで勝手に行くことにした。
ちょいとお高いので連れ合いがあまり乗り気でなく、わりと有名な店なこともあって運良く空席があったら行こう、と予約もせず半ば賭けのような突撃をかましたところ、どうにか入れた。まああいにくの大雨だったので人出が少なかったのだろう、出かけるときは億劫だったがむしろいいタイミングだったとも言える。
店に入ると、都の歴史的建造物に指定されている(今の建物は昭和5年築だそうで)わりにはわりと小綺麗な内装。そして注文も聞かずに問答無用で出て来るあんこう鍋(専門店なので)。
ふつふつと煮立ってきた鍋を前に、仲居さんの「もうそろそろようございますよ」のセリフを合図に、さっそく、はふはふ...ぷるぷるのコラーゲン(´▽`)うま〜。江戸の味というとなんだか濃い口醤油の味ばかりがイメージされるが、大量に投入されたと思しき濃厚なかつおだしの香りが最近弱ってる胃にやさしい。
そして鍋以外にも定番のあん肝、唐揚げや煮こごりなどをつまみながら、あつかんをちびりちびり。
生きてるって、感じかな(´▽`)
鍋にはあんこうのいろいろな部位が入ってるのだけど、どれがどこだかよくわからん、というような話をしていたら、仲居さんが親切に解説してくれた。(笑)下町の伝統的なお店って、変に格式ばったりしないでむしろざっくばらんな感じがいいよね。こういうの、つくさん好きじゃないかなぁ(笑)読んでるかな?
そして最後は王道のおじやで締め。仲居さんの絶妙な火加減でとろりと半熟に仕立てたたっぷりたまごに素朴かつ濃厚なだしがたまりませんわん。
大変おいしゅうございました。
気になるお値段のほうは、おっかなびっくり頼んでたせいもあるけれど、ひとり頭7k足らずで収まる。んー、思ったよりリーズナブル。10kくらいは覚悟してたのだけど。
パチスロに無駄金突っ込んで北○鮮へ送金するより、こういうたまの贅沢のほうがよっぽど有意義だよねえ、うんうん。そのうちまた行こう。