ダイヤルMを回せ！ - まわりやがれ

talby、キーロック機構が長押しじゃなくてスライドスイッチになっているのは直感的でわかりやすいし、いつのまにかロックが外れてたりしなくてよろしいのだが、位置的にもどうにもロックをはずしにくい。
で、このロックスイッチが鬱陶しいのでノーロックで持ち歩いていたのだが、いつのまにかボタンが押されてしまっていたらしく、気付いたときにはうっかり電話をかけまくってしまっていた。うああ。仕事相手とかに発信してなかったのが不幸中の幸いではあったが、突然無言電話かけてしまったひとには大変申し訳なくごめんなさい。＿|￣|○トホー

ロックスイッチに限らず、筐体のギリギリすみっこにまで配置されているボタンにしても、久々に正しく「親指の腹で押せる」のは評価できるが、ただでさえ薄いこともあって、素直に握った状態で親指からアクセスできる範囲からはみでてしまっている。
なんとな〜く、デザイン重視で使い勝手をどこかに置いて来てしまっている感は否めない。

そこへ行くとiPodは片手で基本機能を完全に扱えることを前提に、インターフェースまわりは大変抜け目なく仕上がっていると言える。キーボードでもなんでもそうだが、やはりマンマシンインターフェースというのはストレスがなくてナンボですよ。

んで、こないだチャットしてて突然思ったのだが、いっそ携帯からテンキーを廃止してしまい、iPodのホイールを代わりに据え付けた端末というのはどうだろかとか思った。そうすればボタン用の面積が一気に圧縮できるし、デフォルト握り位置からアクセスの遠い箇所に電源ボタンとかを配置すれば無駄もない。
文字入力にしても俺はどうせメールなんか打たないし、電話帳登録くらいなら50音表からホイールで選んでも大した手間ではない。いっそ携帯ライクにアカサタナだけホイールで選んで、ボタンでアイウエオを切り替えるとか、クリッカブルホイールを十字キー代わりに50音表を縦横無尽に移動とか、いずれにしても文字選択は今の煩雑な携帯入力方式と比べてそれほど劣ることにはなるまい。
問題は肝心の電話の際の数値入力だが、せっかくホイールがついてることだし。
ここで黒電話ダイヤルを実装するしか！
じーころころころ。

あーなごむ。
実際にダイヤルが巻き戻るわけではないし、穴があいてるわけじゃないから確実に狙った数字を押すのは難しいと思うが、そこはそれ、画面上にダイヤルの如く円状に配置した数字をホイールでくるくるまわして選択とか。
体感的には結構ダイヤル電話の気分に浸れるのではないかいな。
普段アプリケーションとか作っててユーザインターフェースにはそれなりのこだわりを自負している俺だが、これはなかなかなアイデアではないかと思った。自画自賛。

そんなわけでAppleにはiSync完全対応の携帯端末を出して欲しいと強く希望するのココロ。

あ、仮に出ても日本じゃ使えねえか。