しょたヴィネ計画(18)

歯を白くする謎のビット(日本バイオロジック社製、製品名うろ覚えだがステインイレーサー2だかなんだかの交換用穂先)。こいつをモーターツールに装着する。
装着![ http://www5.kiwi-us.com/~susukino/img/svtool4.jpg ]
短いんじゃー!と思ったが、とりあえず径はほぼ合ってるので一応回るし、どうにか遠心力で吹っ飛んだりしない程度には刺さる。残念ながら、より役に立ちそうな小型タイプは入り口近くの径が細くなっているせいで回すと軸ブレが発生してしまい、装着するメリットはなさそうだ。ただ、先端部をギュッと締め付けて固定するタイプのハンドピースであれば利用法はあるかも知れないので誰か試してみてくんないかなと思ったりする。
で、削りを加えてみると、どうやら材質的にはシリコンの固まりに超微細なダイヤモンド粉末かなんかを練り込んでいるようで、一応削れる。ただその効果はかなり薄く、紙ヤスリの程度で言うと#2000くらいなのではないかという感じ。
デメリットとしては本体シリコン部がモロにすり減っていくので耐久性があまりないこと。尖端部が摩耗してしまうと使う意味がないのでかなり寿命は短い。とは言え利用箇所は限られるので、本当に最後の仕上げとして凹エッジを磨くには案外使えるかも知れない。
あとすり減ったカスが消しゴムカスのように付着しがちなのも難点かも知れないが、とりあえずこれで仕上げを試みてみる。
角度の大きな凹エッジはツール装着の大型タイプで、細い溝などは手持ちで小型タイプを使って削っていく。うむ、気になっていた犬の口などがだいぶキレイになったような気がするな。
助さん格さん、もういいでしょう。
というわけでそろそろ仕上げにもケリをつけて第2次サフ吹き敢行。

今日の経過[ http://www5.kiwi-us.com/~susukino/img/sv15.jpg ]
使ってる途中で気づいたのだが、おっかなびっくり遠くから吹くと微細なミストが対象に届く前に舞い上がってしまい、大きな粒だけが付着してしまうので、結果的に表面がざらざらになってしまうようだ。気づいた時にはもう遅かったのだが。
まあどっちみち磨きを入れるのでどうでもいいと言えばいい。
溶剤がスチレンを冒さないことを確認した上で、背景にもサフ吹いてみたところ、色がほぼ均一になったおかげでだいぶ完成系をイメージしやすくなった。
一部気になるところもあるのでまだ若干手を入れるかも知れないが、これでほぼ原型完成ということにする。ラフな写真ばかり上げてきましたが、宣伝用ページを作るためにも追ってより見やすい写真を撮りますので詳細についてはお待ちあれ。
ふぃー。つかりたー。
原型製作には2週間程度を見込んでいたのだが、結局丸1ヶ月近くかかってしまった。仕事もそろそろ忙しくなってきたし、ちょっと今後の同人スケジュールが心配ではある。
ところで、
おまけ[ http://www5.kiwi-us.com/~susukino/img/sv16.jpg ]
昨日東急ハンズ光ファイバーを買ってきてちょっと加工してみた。
光ファイバーと言ってもただのプラスチックのワイヤーなのだが、光ファイバーだけに透明度はかなり高く、俺の絵の立体化としては大変具合がよろしい。(笑)
ちなみに写真は余ったスチレンボードに穴空けて刺してるだけです。本体にぴったりくっついていないのはご愛嬌。
加工はライターであぶって部分的に延ばしていくだけとはいえ、細くしすぎるとポキポキ折れてしまうのでちょっとしんどい。キットには同じ光ファイバーをちょっと長めにちょんぎって付属してみようかなあとか妄想中。


と言ったところで、しょたヴィネ計画次ステップ【複製編】はしばらく間を空けての作業となります。しばしお待ちの程を。