しょたヴィネ計画(停滞中)

わーい。注文したツールが届いたよー。
とりあえず電池入れて回してみると、思ったほどのパワーはないものの軸ブレも本体の振動もほとんどなく、確かに精度が高そうな感じだ。
こいつを使ってばりばり仕上げたるぜい!
と思ったのだが。
ちょっと使ってみて気がついてしまった。
これは、ひょっとして...仕上げに使える道具じゃないんじゃないか?
たしかにダイヤモンドビットは強力だし、手作業では届かない部分もかっちり削ってくれる。
しかし、荒い。少々悲しくなるほど、荒い。
これはやはり、切削道具なのだ。位置づけとしては、彫刻刀と紙ヤスリの間がふさわしいポジションだったのだ。
ツールの導入でディテールの劇的な改善を期待していたのだが、どうも俺の妄想だったらしい。そう、うまい人と同じ道具を使えばうまくできるに違いないという、素人特有の勘違い。
ハハハハ。(乾いた笑い)
まあ、それに気づいただけでも有意義だったということで。思い余って高価な本格的ツールに手を出したりしなくて本当によかった。
いやまあ、今からでも使える部分はあるのでどんどん使いますけどね。
ちなみに一緒に買ったロールサンダーはあんまり役に立ちそうもない。紙ヤスリをぐるぐる巻いてあるがゆえに、巻きの段差部分が削りに反映してしまうのだ。超小型バージョンが手に入っていたとしても結果は同じだったろう。まあこれについてはひょっとすると自前でちゃんと紙ヤスリを(正しく円錐形になるように)立体裁断して巻き付ければよくなるかも知れないので、後で試してみることにする。
さて、気を取り直して新たな視点でチェックしてみると、まだ手作業で精度を上げられそうな箇所はそこかしこにありそうだ。決意も新たに、再び微調整開始。今週末こそ原型完成を目指す。