しょたヴィネ計画(9)

今日もボークスで材料&工具の調達。さすがにそうそう新幹線で秋葉まで行ってらんないので、今日は横浜ボークス。しかし覚悟はしてたがやっぱ金かかるわ。
素人ゆえ、なんか面白そうなアイテムを見つけるとなんだかわくわくしてつい衝動買いに走りそうになっていかん。とりあえず今は原型製作を完遂するため、複製用品にはまだ手を出さずぐっと涎を飲み込んでおく。
首の接合部の処理を考えていたのだが、ボールジョイントを使ってみることにした。構造的には雌ジョイント部が頭の中に埋もれる形になるため、そのまま複製することは不可能だが、雄ジョイント、あの人生ゲームの駒のような形の部分だけを使って首側を成形し、頭側はそれを受けるように試験管の底のような形で成形すればある程度の自由度が出せるはずだ。たぶん。
そして足部パーツを分割するための薄刃ノコギリ。結構高い。これで切るとおそらく激しく欠けが発生することが予想されるが、とりあえず切ってから補修することにしよう。
そして何とは無しに手を出してみたのが、3M製のスポンジやすり。スポンジの表面に研磨剤が塗ってあり、柔軟な紙ヤスリのように使えるものなのだが、試しに使ってみたところ、これがメッチャ使える。実際スポンジに両面テープで紙ヤスリをくっつけて曲面を磨いたりもする技法もあるようだが、これはスポンジが直接ヤスリになっているため、かなり無理な狭いところに突っ込んでも皺になったり折れることなく自在に変形してくれる。曲面の磨き出し用途としてはもちろん、指部などの表面処理のしにくい部分でかなり威力を発揮しそうだ。
まだ試してこそいないが、これと電動ハブラシを合体させたら...
結構わくわくしてきた。
惜しむらくは紙ヤスリ代わりに使うには値段が高すぎるというところだろうか。とりあえず目の荒さが違うものをもう何枚か買っておくことにしよう。

今日の経過[ http://www5.kiwi-us.com/~susukino/img/sv6.jpg ]
昨日盛り足した髪はまだボリュームが足りないようなので再度盛り足し。ついでに顔面のボリュームも微調整する。硬化に時間がかかるので作業が進まない。
首ジョイント部成形の準備として、プラ棒が出っ張ってただけのベース部分に肉を盛りつけ、硬化後ピンバイスで穴を掘ってみるが、あっさり首が割れる。ぎゃー。
どうも心材のプラ棒とパテの硬度に激しく差があるため、ドリルの刃先が心材にぶつかると暴れてしまうらしい。仕方ないので、盛った首に穴を掘るのではなく、あらかじめ背骨方向に穴を掘っておいて、ジョイントといっしょに首を盛る方針に変更する。
あとはスポンジやすりのテストがてらひたすら犬を磨いていた。凹状の曲面が多いのでどうやって磨こうかと考えあぐねていたが、かなり光が見えた感じだ。