見つかったのは*石の中にいる*

CT撮ったらようやく結石が見つかった。やれやれ。
おかげで受診後2ヶ月にしてやっと薬が処方されたので飲み飲み。ただし結石を直接分解するような薬ではなく、排出されやすくするだけなので、結局出て来るまで頑張らないといけないのであった。
膀胱まで落ちてくると、中で泳ぎ回って粘膜を傷つけ、血尿がどばどば出たりするらしい。がくがく。今のとこ症状が出てないだけにむしろこわい。


ゲームはDSゼルダが終わってヒマになったので、風のタクトを買って来る。近所の中古屋では見つからなかったが、ネット通販を探したら新品で1800えんで発見した。
いろんな意味で話題になったトゥーンレンダリングのキャラは時々キモいが基本的にしぐさがかわいらしく、なんつーか70年代東映アニメのような感じ。別段ゼルダとしての違和感は特になく問題なし。
しかし、うーん。
GCのコントローラに不慣れなのを差し引いても操作性悪い。主観視点への切り替えがLボタン半押し+Cスティックとか本気かと疑いたくなる。ラスボス戦も、ゼルダ姫のアドバイス通りに動いてるのにちっとも倒せねえぞと思っていたら、原因はアドバイス通りの動作が成功した瞬間にボスへの注目操作が解除されてしまっていたからであった。なんでそこで解除すんの...
カメラも低質で移動中に平気でリンクが見えなくなる。モンスターハンターの最悪さには及ばないが、ニンテンドーの3Dゲーとしては初めてカメラに不満を感じてちょっとショック。ニンテンドーご自慢のL注目システムも、注目ポイントと弱点がぜんぜん違うボスばかりで、ザコ戦の軸合わせくらいにしか役に立っていない。
新しい世界観に基づく要素としての海図づくりや海底宝探しはただ単調でめどいだけ。海戦のテンポの悪さもDSゼルダを先に経験してしまうと際立つ。船の上にいると剣が振れないので飛び道具に頼る羽目になるが、いちいち主観視点に切り替わるブーメランや弓、手持ちの爆弾を消費する上に照準すらつかない砲撃なんか使う気にならん。攻撃喰らう度にいちいち船から振り落とされるし...
シナリオも唐突でご都合主義的展開が目につく。キャラと世界だけ先に作った中学生の同人誌のようだ。やたらに目立つくせに要所でしか顔を出さないので感情移入できないヒロイン。伏線なしに突如登場してそのまま最後まで旅を伴にする喋る船。最後に登場していちばんおいしいところをかっさらって行ったおっさんはどっから登って来たんだ?


ダンジョンの謎解きはいつも通り充分楽しかったが、プレイ時間の大半を割かれる航海モードのマイナスで帳消し。
一応一通りクリアして2周目に入ったものの、期待していた謎解き要素の模様替えバージョン(いわゆる裏ゼルダ)ではなくて、主に一部のコレクション要素を継続して遊べるだけのものっぽい。
というか、2周しないとコレクション要素がコンプリートできない(一応できるらしいけど一度チャンスを逃がすとフォローできない)時点ですでにゼルダではないよね。
結局初回にコレクションしそこなったテトラ嬢のフィギュアを作ったところで満足してしまった。
まあ、この操作性とカメラの悪さをトワイライトプリンセスで、航海モードの鬱陶しさを夢幻の砂時計でうまく改善しているなぁというのはよくわかった。
6てん。