すべてがゼロになる

先日買ってきたR-TYPE FINALのおかげで余計なことを考える時間が少なくなり、ようやく精神衛生を回復してきたかのように思えたのもわずかに数日で終わった。
ゲームをクリアしたわけではない。
PS2が壊れたのだ。
もともとドライブの調子があまりよくなく、特にディスクアクセスが頻繁なこのゲームではしょっちゅう読み込みエラーを起こしてディスクを入れ直す羽目になっていたのだが、中身をいじってピックアップのレーザー出力を調節すると改善するという話を真に受けた俺が馬鹿だった。
読み込みエラーどころか、二度と何も動かなくなってしまった。
電源投入時に画面をふわふわ飛び回るはずの光球は、出現した直後にフリーズ。かろうじて操作は受け付けるものの、ディスクを入れたドライブは激しい異音を発し、読み込み失敗のエラーメッセージすら表示されない。
モンスターハンター2用に買ってきたネットワークアダプタを含め、液晶ディスプレイやらX-RGB3やら、地道に改善を続けて来たゲーム環境も、すべて消滅した。
はあ。
やはり、何もかもうまくいかないように決定づけられているようだな。
あらゆる逃避は禁止され、自ずから、そして周りから常に責められ続けるように何者かが仕組んでいるかのようだ。
そうでなければこの完璧な袋小路的悪循環が成立する説明がつかない。
まあ、きっともう生かしておく価値がないと判断されたのだろう。
殺すならとっとと殺せ。