夜討ち朝駆け崖打ち横殴り

どうも俺の戦法は崖打ちと呼ばれるマナー違反らしい。
そんならはじめから崖越しに打てるように作るなよな。


それとは全然関係なく今日は職場の飲み会。何度か出席しているが、ぶっちゃけ俺はこの飲み会が大嫌いだ。
酒はわりと好きなほうなのだが、酒をまずくする要素が多すぎる。メンツがわりと無口なので盛り上がらないのは致し方ないとして、一部某経営者のノリが体育会的でついていけない。体育会系ノリと言えば経済至上主義と社会的上昇志向の次くらいに俺が嫌いなノリだ。しかも他はみんな無口なので激しく浮きまくり。
なんというか、場のつくり方を全然わかってないよね。俺は俺で(普段は)寡黙なほうだと自覚してはいるが、オタク系の付き合いが多いと周りもそんなんが多いので、逆にそういうひとの「話したいことあるけど喋り出せない」的な雰囲気をうまいことほじくり返して普段喋らないひとの言葉を引っぱり出すのがわりと好きだったりするのだが、このひとは自分でねちっこくしゃべくりまくってまわりをみんな黙らせてしまう。しかも仕事の話ばっかりだし。
まあ俺この会社の人間じゃないんである意味どうでもいいと言えばいいんだけど。


2次会の誘いを丁重にかつ毅然と断り、帰宅してRO。まんが作業で忙しいふじえもんさんを引っぱり出して狩り場を教えてもらう。が、すぐ死ぬ。
なんとなくわかってはいたことだが、このゲーム、狩り以外にすることがない。じゃあ狩りをしようと思っても同じダンジョンの1階と2階で敵のレベルが天地ほども違ったりして、およそバランス感覚があるとは思えない。
グラフィックとか雰囲気は聖剣伝説あたりを激しくブラッシュアップしたようなイイ感じになってはいるのだが、実際のところおよそゲームにはまったくなってないと思う。マルチプレイの部分、すなわちプレイヤー同士のやりとりそのものが楽しい(とユーザが感じている)だけであって、つくってるほうはただシステムと世界をでんと置いただけだ。
リアルタイムアクションのくせにラグってすぐ死ぬし。


そんなこんなで鬱加速中。
そういえば奴が逝ってからもう1年が経つなあ、とか急逝したともだちを思い返す。葬式以来なかなか会う機会もない当時の仲間を集めて偲ぶ会をやろうと声をかけて回っていたのだが、みんな忙しいのか誰も乗り気でない様子。
男の友情もキクラゲより薄いね。
奴はのう...いや湿っぽくなりすぎるからあんまりここで書くのはよそう。
ただあんな形でともだちを失うという経験がどっかで俺を崖っぷちで踏みとどまらせている力になってるような気はしているよ。
などと鬱期に入るたびに思う。
そして今週末もステレオタイプな日常は続いていく。