しょたヴィネ計画(1)

ホントにやる気があるんだかないんだか自分でもよくわからないが、しょたヴィネ作成計画に向けていろいろ下調べを始める。
造形そのものは純粋にセンスと技術の問題なのだが、複製することを踏まえた制作となるとまた少し話が変わってくる。型を取ることができなければならない(しかも美しい仕上がりを目指すためにはできるだけシンプルに)という制限が加わってくるからだ。
一番シンプルな型とは俗に「もなか」と呼ばれるらしい2対1組の型だ。実はすすき野は昔一度だけ立体造形物を量産したことがあるが、その際もこの手法に依った。
「もなか」型で複製を取るには、相反する2方向のベクトルのみによる固定で造形が完了し、脱型できなくてはならない。がしかし、今回はおとこのこなのである。わざわざおとこのこであるからには、当然おとこのこの証明が明らかになっていなければならないのである。
と考えたときに、実は「もなか」型では実現不可能であることが判明した。
パーツ分割という手段もあるが、素肌部分が分割されて継ぎ目が出るのはやはり避けたい。世の中パテで埋めてペーパーで磨くような人ばかりではないし。
で、どうしようかなあと思ってゾイドのえらい人[ http://www.inv.co.jp/~moro/ ]に聞いたら、「型分割しる!」って言われてあっさり納得。
風邪引いてると頭まわんなくてダメだね。
というわけで、再び生きて還ってくる頃には完成図案のひとつでもお目にかけれればと思います。
と、これ書いてる最中に激しい下痢に襲われてみたり。勝ってくるぞと勇ましく。