しょたヴィネ計画(14)

さらなる微調整は続く。
昨日「削り過ぎて追加盛り」という表現を使ったが、実際にはついつい削り過ぎたというよりは他の部分を削る際にまとめて削れてしまった部分の補修だ。
胴体部分は直角状に切り立ったモールドが多いので、エッジを出そうとするとつい削り込んでしまうのだ。
そんなわけで、パテの硬化時間の関係もあり、昨日一日では対処できなかった部分を盛りつける。フィギュア部分の盛り作業はこのへんでそろそろ落着させたい所だ。

今日の経過[ http://www5.kiwi-us.com/~susukino/img/sv11.jpg ]
ランドセルから生えていた笛袋は結局分割して別パーツとすることにした。
小さい上にシンプルなパーツなので、何かあってもすぐ作り直せる。特に緊張もせずさくさくと切断。接合部は、ホゾに加えて笛全体を少しめり込ませるような形とし、安定をはかる。
で。
実はまったく手つかずのパーツがいくつかある。
台座を含む背景のジオラマ部分だ。
とは言え、おとこのこも犬も、すでに自立できるようにバランスは調整済みだ。当初のコンセプトを翻すことになるが、今更背景は必要なのだろうか?値段が高くなるだけなのでは。正直悩む。
まあいずれにせよ、展示するのに台座や背景はあるに越したことはない。パテ硬化の待ち時間の気分転換を兼ねて、そのへんを少し進めてみることにした。
シチュエーションとしては校庭の片隅というイメージだ。あまり特徴的なオブジェは思いつかないが、原画の地面部分と花壇を再現してみることにしよう。
地面はプラ板に適当にパテ盛り。荒めのペーパーをかけ、小石などをまばらに配置すればわりとそれらしくなりそうではあるが、ちょっとレイアウトがさみしいような気もする。トリムして面積を調整すれば誤摩化せる範囲ではあるが。
花壇は、のり付きのスチレンボードを買ってきて、短冊状に切ったプラ板を貼付けていく。最終的に接地する部分に雑草などを散りばめればOKだろう。このへんの作業はフィギュア作りというよりはただの工作だ。でっきるかな、でっきるかな♪
もちろん花壇の内側も作るつもりだが、現状ここまで。